『英 学 史 研 究』〈第23号〉 1990
川 村 ハ ツ エ | Chamberlainと和歌 |
佐 藤 勇 夫 | 大和田健樹と『欧米名家詩集』 |
遠 藤 智 比 古 | 「キリン」の訳語考 |
石 原 千 里 | ラナルド・マクドナルドの生徒たち |
園 田 健 二 | マクドナルドの誕生日と死亡日 |
松 野 良 寅 | 会津藩女性と英学 (1) ――大山捨松を中心に―― |
佐 光 昭 二 | 鳴門義民・その人と業績 |
西 岡 淑 雄 | 細川潤次郎について |
渡 辺 正 雄 | F.ベイコンにおけるフィランスロピー ――フィランスロピーの東西比較研究(Ⅰ)―― |
福 永 郁 雄 | 日本におけるフィランスロピー ――フィランスロピーの東西比較研究(Ⅱ)―― |
日本英学史学会本部例会・支部例会・全国大会・口頭研究発表レジュメ
彙 報(本部例会・関西支部・広島支部・九州支部・北陸支部・第26回全国大会)
編集後記
『英 学 史 研 究』〈第24号〉 1991
山 下 重 一 | フェノロサとスペンサー ――「世態開進論」(1880)の検討―― |
川 村 ハ ツ エ | Dickins の英訳『百人一首』 |
高 橋 俊 昭 | 中村敬宇と英語辞書 |
西 岡 淑 雄 | 細川潤次郎とフルベッキ |
佐 藤 勇 夫 | 坪内逍遙と小泉八雲 ――両者の交流とその意義―― |
山 下 英 一 | McGuffey's Readersについて |
【資料】
越 石 結 花 | 『乙骨太郎乙日記』の中の尺振八 |
【研究ノート】
長 谷 川 誠 一 | “Boys, be ambitious”考 |
園 田 健 二 | 長崎におけるマクドナルド ――警護役人との関係を中心にして―― |
日本英学史学会例会・全国大会・支部大会・例会 口頭研究発表レジュメ
彙 報
編集後記
『英 学 史 研 究』〈第25号〉 1992
【論文】
田 村 道 美 | 漱石と皆川正禧 ――The Shaving of Shagpatの翻訳出版まで―― |
藤 井 泰 | 中村正直にSelf-Helpを送った人物 ――フリーランドとは誰か―― |
庭 野 吉 弘 | ラフカディオ・ハーンの翻訳論とその実践――Maupassant:La Mère Sauvageの英訳の分析から―― |
佐 藤 勇 夫 | 坪内逍遙によるシェイクスピア浄瑠璃訳の研究(その1) |
山 下 英 一 | 『日本近世変革論考』――グリフィス論文The Recent Revolution in Japanの翻訳から―― |
山 下 重 一 | 自由民権運動と英学 ――土佐立志学舎と三春正道館―― |
寺 田 芳 徳 | 会津藩留学生郡長生と豊津藩(旧小倉藩)の英学 |
西 岡 淑 雄 | 太平洋郵船と英学史 |
〔資 料〕
英学史資料影印紹介
惣 郷 正 明 | 「仮名付 英字階梯」 |
〔研究ノート〕
佐 渡 谷 紀 代 子 | 栗本一郎と西洋黒船漂難一件記 |
〈追悼〉 荒牧鉄雄先生略年譜・研究業績一覧
日本英学史学会 本部例会・全国大会・支部大会・例会
口頭研究発表レジュメ(抄)
彙報/編集後記
『英 学 史 研 究』〈第26号〉 1993
【論文】
川 村 ハ ツ エ | F. V. Dickinsと「竹取物語」 |
佐 藤 勇 夫 | 坪内逍遙によるシェイクスピア浄瑠璃訳の研究(その2) |
田 村 道 美 | 國民文庫刊行会の三つの翻訳叢書について |
山 下 重 一 | 明治初期におけるミルの翻訳2種 ――『男女同権論』と『弥児教育論』―― |
平 田 諭 治 | 官定英訳教育勅語における翻訳の思想 |
遠 藤 智 夫 | 「哲学」の訳語考 |
石 原 千 里 | 名村五八郎と名村泰蔵 |
松 野 良 寅 | イギリス医学と海軍軍医総監高木兼寛 |
西 出 公 之 | エドウィン・ダン研究序説 |
小 林 功 芳 | 東京学院の師弟像 ――E. W.クレメントと坂田 祐―― |
早 川 勇 | 明治時代の英語類義語辞典 ――『新編英語異同弁』を中心に―― |
【研究ノート】
西 岡 淑 雄 | 明治五年二月十八日横浜発のアメリカ号で渡航した留学生たち |
小 野 沢 隆 | 現代アメリカにおける徳川時代の研究 ――社会経済史的要因を中心として―― |
〈追 悼〉
惣郷正明先生略年譜・研究業績一覧
第29回全国大会ほか口頭研究発表レジュメ 目次
彙報/編集後記
『英 学 史 研 究』〈第27号〉 1994
〔特別企画:学会三十年の歩み〕
会 長 速川和男 | 創立三十周年にあたって 日本英学史研究会趣意書(1964年6月) 歴代学会会長 写真で見る記念大会(第1回・第10回・第20回・第30回) 学会の回顧・思い出 |
第五代会長 井田好治 | 日本英学史学会草創のころ |
第三代会長 故池田哲郎 | 英研回顧録(「英研会報」第7号より抄録) |
第四代会長 高梨健吉 | 英学史研究あれこれ |
名誉会員 佐藤良雄 |
英学史三十年の思い出 各支部会の歩み |
〔論 文〕
山 下 重 一 | ハーンとチェンバレンの「スペンサー論争」 |
高 木 大 幹 | 果たして日本はハーンに何も与えなかったか |
高 成 玲 子 | 富山のお雇い外国人教師(その1) |
小 山 騰 | アーサー・モリソンと日本 |
川 戸 道 昭 | 明治時代の英語副読本(Ⅰ) |
南 出 康 世 | 日本における英和辞書学の成立 ――蘭英辞書学と蘭和辞書学の融合―― |
早 川 勇 | 未完に終わった2つの初期英和辞典 |
遠 藤 智 夫 | 『英和対訳袖珍辞書』に見られる先行諸辞書の影響 |
篠 田 左 多 江 | ウォーキン・ミラーの弟子 菅野衣川の生涯 (1) |
平 辰 彦 | 『ヴェニスの商人』と『何桜彼桜銭世中』 ――その台本と上演をめぐって―― |
石 原 千 里 | 『福翁自伝』の英学史関連記述について ――幕末英学者たちの研究から―― |
〔評論〕
高 橋 俊 昭 | カロザス余聞 ――尾竹紅吉の「秋田物語」をめぐって―― |
〔資 料〕
惣郷正明先生研究業績補遺 |
〔書 評〕
高 木 大 幹 | 橘正典著『雪女の悲しみ――ラフカディオ・ハーン「怪談考」――』 |
井 田 好 治 | 北垣宗治著『新島襄とアーモスト大学』 |
第30回全国大会ほか口頭研究発表レジュメ 目次
彙 報
編集後記
今号以後,全国大会研究報告
(レジュメ)全員文を掲載
『英 学 史 研 究』〈第28号〉 1995
山 下 重 一 | 小野梓とイギリス功利主義の政治思想 |
高 橋 俊 昭 | 米国青年の見た幕末の横浜・江戸 (1) ――John B. Putnamの日本渡航記より―― |
関 口 英 男 | 明治初年英国北東部における留学生の活動 |
高 成 玲 子 | 富山のお雇い外国人教師(その2) |
長 岡 祥 三 | 尾崎行雄夫人セオドーラの半生 |
早 川 勇 | 内閣文庫のウエブスター系辞書 |
遠 藤 智 夫 | 『英和対訳袖珍辞書』・『百学連環』・『哲学字彙』に於ける訳語一致度の考察 |
〔研究ノート〕
石 原 千 里 | 岩崎克己先生(1905~1993)と日本英学史研究 |
〔記念講演〕
皆 川 三 郎 | 浅田栄次博士とその高弟について |
西 岡 淑 雄 | 英学史にかかわって60年 |
〔書 評〕
伊 村 元 道 | 出来成訓著『日本英語教育史考』 |
松 野 良 寅 | 山下英一著『グリフィスと日本』 ――明治の精神を問いつづけた米国人ジャパノロジスト―― |
日本英学史学会第31回全国大会・本部例会口頭研究発表レジュメ 目次
彙報/編集後記
『英 学 史 研 究』〈第29号〉 1996
〔論 文〕
長 岡 祥 三 | 日本協会の創立者アーサー・ディオシー |
井 田 好 治 | 国際音声記号(IPA)の移入と藤岡勝二著『大英和辞典』第一巻(大倉書店大正10年刊 ――英学史的再検討―― |
高 橋 俊 昭 | 米国青年の見た幕末の横浜・江戸 (2) ――John Bishop Putnamの日本渡航記より―― |
遠 藤 智 夫 | 『英和対訳袖珍辞書』とメドハースト『英漢字典』――抽象語の訳語比較―― A~H |
寺 田 芳 徳 | 萩藩(長州藩)の英学 ――海軍学校英学文献資料の研究を主に―― |
〔追 悼〕
佐 々 木 満 子 編 | 上野景福先生略年譜・研究業績一覧抄 |
〔書 評〕
森 川 隆 司 | 尺次郎著『英学の先達・尺振八』を読む |
高 木 大 幹 | 仙北谷晃一著『人生の教師ラフカディオ・ハーン』 |
日本英学史学会第32回全国大会・本部例会口頭研究発表レジュメ 目次
彙報/編集後記
『英 学 史 研 究』〈第30号〉 1997
〔論 文〕
田 村 一 郎 | 小泉八雲のシェイクスピア講義 ――掌中メモから創作的口述へ―― |
高 成 玲 子 | ラフカディオ・ハーンの「赤い婚礼」について ――何故,赤い婚礼なのか―― |
山 下 重 一 | ラフカディオ・ハーンとハーバート・スペンサー |
平 田 諭 治 | 岡倉由三郎ロンドン大学講演考 ――背景と経緯―― |
北 原 か な 子 | 若き米国人教師と明治初期弘前 ――アーサー・C.マックレー『日本からの書簡集』より―― |
川 戸 道 昭 | 明治時代の英語副読本(Ⅱ) ――外山正一と東京大学刊行英語テキスト―― |
井 田 好 治 | 大正後期における旧制高校の英語教科書について |
宮 田 和 子 | W. H. Medhurst『華英辞典』に現れた康煕字典の用例 ――R. Morrison「字典」との比較―― |
遠藤智夫・堀 孝彦 | 現存『英和対訳袖珍辞書』初版15本の調査研究 |
河 元 由 美 子 | ラナルド・マクドナルドの「日本語彙集」 ――発音と表記の関係から方言語彙をさぐる―― |
〔書 評〕
竹 中 龍 範 | 伊村元道著『パーマーと日本の英語教育』 |
西 岡 淑 雄 | 松村幹男著『明治期英語教育研究』を読む |
日本英学史学会第33回全国大会・本部例会 口頭研究発表レジュメ 目次
彙報/編集後記
『英 学 史 研 究』〈第31号〉 1998
〔論 文〕
竹 中 龍 範 | 明治後期における公立小学校の英語教育 ――明石高等小学校の場合―― |
加 藤 詔 士 | 『愛知一中旧蔵書解題目録』にみられる英学教科書 |
上 杉 進 | 英学事始め――in Iwakuni ――岩国英国語学所と英国人教師ステーベンス―― |
山 下 重 一 | スペンサーと明治日本 ――金子堅太郎との往復書簡をめぐって―― |
遠藤智夫・堀 孝彦 | 現存の『英和對譯袖珍辭書』初版15本について ――調査にもとづく文化史的考察―― |
早 川 勇 | 明治中期における「辞書戦争」の書誌的検証 ――『和訳英字彙』対『和訳字彙』―― |
平 田 諭 治 | 岡倉由三郎の渡米<日本>講演 |
北 垣 宗 治 | BOSTON PUBLIC LIBRARY所蔵の日本人名簿(1871-1876) |
田 村 道 美 | 野上弥生子と「ロータス・ライブラリー」(一) ――La Faustin―― |
松 野 良 寅 | 文化魯冦事件とロシア語事始 |
宮 田 和 子 | 『現代漢語外来詞研究』再考(1) ――十九世紀の英華・華英辞典を中心に―― |
Hisako Takahashi | Soseki and the Wallace Collection |
〔研究ノート〕
神 原 結 花 | 明治19年の尺振八 |
日本英学史学会第34回全国大会・支部例会 口頭研究発表レジュメ 目次
彙報/『英学史研究』執筆要項/編集後記
『英 学 史 研 究』〈第32号〉 1999
〔論 文〕
小 玉 敏 子 | Exercises in the Yokohama Dialect再考 |
竹 中 龍 範 | 岡内半蔵のこと |
山 下 重 一 | 琉球英語通事・安仁屋政輔 |
遠 藤 智 夫 | 『英和対訳袖珍辞書』とメドハースト「英漢字典」――抽象語の訳語比較――I~Z(完結編) |
宮 田 和 子 | 井上哲次郎『訂増英華字典』の典拠 ――増補訳語を中心に―― |
高 橋 俊 昭 | カロザスの写真と彼めぐる秋田の人々 |
〔資料紹介〕
井 田 好 治 | 金子三郎編『川渡り餅やい餅やい――金子健二日記抄』 明治36年――東大英文科におけるハーン退職・漱石着任のころ――私抄 |
〔書 評〕
出 来 成 訓 | 村上 健・内川和彦編『『英語青年』復刻版(第1巻~第100巻)総索引』 |
日本英学史学会第35回全国大会・支部例会 口頭研究発表レジュメ 目次
彙報/『英学史研究』執筆要項/編集後記