『英 学 史 研 究』〈第1号〉 1969 ――紀州の英学特集号――
池 田 哲 郎 | 紀州英学史素描 |
吉 武 好 孝 | 紀州出身の英学者 |
倉 長 真 | 松島剛年譜 |
手 塚 竜 麿 | 昭和初期に紀州へ来た米人宣教師 |
帆 足 図 南 次 | 変革期の知識人としての陸奥宗光 |
亀 井 宏 | 南方熊楠と佐藤春夫 |
菊 池 重 郎 | 西村伊作と文化住家 |
若 林 芳 樹 | 新宮とキリスト教 |
長 門 谷 洋 治 | 松山棟庵研究序説 |
井 田 好 治 | 訳語「彼女」の出現と漱石の文体 |
中 川 良 和 | ディケンズと日本音楽 |
渡 部 英 雄 | 池田菊苗の業績 |
川 並 秀 雄 | 日本英学史上より見たる石川啄木 |
水 野 義 一 | 本邦上演の英国劇 (1) |
江 川 英 | 若松賎子の英文と英詩 |
例会報告・雑報・書評 手塚竜麿著「英学史の周辺』(速川和男)
『英 学 史 研 究』〈第2号〉 1970
佐 藤 孝 己 | S.G.グッドリッチと「パーレーの万国史」 |
藤 田 豊 | 文化史上の西周と柳河春三 |
梅 渓 昇 | 紀州藩にみられる徴兵令の先駆 |
高 梨 健 吉 | ナショナルリーダーと国語読本 |
今 井 一 良 | 金沢学校蔵版「英語通」をめぐって |
手 塚 竜 麿 | 明治女学校と英学について |
鍋 島 能 弘 | アメリカにおける日本学 |
川 並 秀 雄 | 幸徳秋水の英学 |
青 井 末 治 | 日本におけるC.D.ルイスの研究 ――初期の文献を中心として―― |
長 門 谷 洋 治 | ナイチンゲールのわが国への影響 |
渡 部 英 雄 | 加藤与五郎の教育思想 |
高 橋 重 人 | 長野県の英学導入について |
池 田 哲 郎 | 四国英学史(下) ――讃岐と阿波―― |
蒔 田 栄 一 | 偉大な英学者浜林生之助 |
勝 浦 吉 雄 | 昭和前期のマーク・トウェイン ――20年まで―― |
小 山 桂 一 郎 | 明治の英学 (7) |
土 居 光 知 | 明治の英学 (8) |
牧 一 | 明治の英学 (9) |
速 川 和 男 | 石川角次郎と小さな英語夜学校 |
潟 岡 孝 昭 | 同志社英学校の開校とその周辺 |
〔資 料〕松山棟庵年譜、野州黒羽藩洋学関係書目(仮)、竹村覚教授履歴書、例会報告・編集後記
『英 学 史 研 究』〈第3号〉 1971
吉 武 好 孝 | 島崎藤村の翻訳作品 |
海 江 田 進 | シェイクスピア劇翻作 |
田 坂 長 次 郎 | 成島柳北と英学 |
鈴 木 彦 四 郎 | 私立東京英語学校 |
妹 尾 啓 司 | 福山藩の洋学 |
高 橋 重 人 | 松本地方における初期プロテスタントの活動 |
外 山 敏 雄 | 札幌農学校初期の教育と英学 |
勝 浦 吉 雄 | 戦後のマーク・トウェイン ――20年代―― |
出 来 成 訓 | 忘れられた英文法学者 ――宮井安吉研究序説―― |
池 田 哲 郎 | 九州英学史(上) ――佐賀・熊本・鹿児島・宮崎―― |
手 塚 竜 麿 | 長崎で生まれたふたつのプロテスタント系女学校 |
帆 足 図 南 次 | 田口鼎軒から徳冨蘆花へ ――自由主義経済思想移入小史―― |
井 田 好 治 | 薩摩の英学 (4) 島津重豪・斉彬のローマ字遺文の考証 |
吉 原 勝 | 宮崎湖処子とワシントン・アービング |
松 村 幹 男 | 杉森此馬先生に関する報告 |
速 川 和 男 | 徳冨蘆花と英学 |
水 野 義 一 | 川上音次郎とシェイクスピア |
大会・例会報告、編集後記
『英 学 史 研 究』〈第4号〉 1972
池 田 哲 郎 | 九州英学史(下) ――福岡・長崎―― |
鍋 島 能 弘 | 文学感の西洋化 |
矢 野 萬 里 | 日本におけるR.L.スティーヴンソン ――主としてハーン,漱石の場合―― |
蒔 田 栄 一 | 小林多喜二と英文学 |
渡 部 英 雄 | 寺田寅彦と英学 |
園 部 昌 良 | 明治翻刻本英語教科書の印刷版式 |
梅 渓 昇 | 黒岡帯刀の英国留学について |
原 田 哲 夫 | 外国人御雇教師メンデンホールと“文体指紋法” |
佐 藤 孝 己 | 明治啓蒙期とマコーリ |
諸 留 寛 | R.H.Blythの詩について |
水 野 義 一 | 本邦上演の英国劇 (2) |
矢 島 幸 運 | 透谷の『エマルソン』をめぐって |
寺 田 芳 徳 | 旧小倉藩変動後における豊津藩の英学 ――豊津の英語教師蘭人ファン・カステールに関する研究―― |
勝 浦 吉 雄 | 日本における「マーク・トウェイン」 ――文献目録――(その3) |
佐 藤 勇 夫 | 戦後日本における大学英語教科書の動態研究(その1) ――英米文学作品から採録された講読用英語教科書について―― |
出 来 成 訓 | 若月保治(紫蘭)と英文学 |
行 広 泰 三 | 最近におけるアメリカの語学教授法の傾向 The Oral Approachを中心にして |
オーテス・ケーリ | 明治時代の宣教師 |
〔資 料〕 桜井女学校看護婦養成所,北村門太郎著作目録,編集後記
『英 学 史 研 究』〈第5号〉 1972 ――英学の導入と日本の近代化特集号――
吉 武 好 孝 | 英米文学と日本の近代化 |
遠 川 和 男 | Lafcadio Hearnと児童文学 ――特に小川未明の場合―― |
手 塚 竜 麿 | カナダメソジストミッションと教育活動 ――女子教育を中心として―― |
高 橋 重 人 | 賀川豊彦と「死線を越えて」 |
勝 浦 吉 雄 | 日本におけるマーク・トウェイン(昭和31年~35年まで) |
会 田 倉 吉 | 明治時代における英学の導入 |
大 村 喜 吉 | 夏目漱石の熊本時代 |
高 梨 健 吉 | チェンバレンの日本地名研究 |
重 久 篤 太 郎 | 京都の英学――京都府女紅場・女学校(1872-1882) |
池 田 哲 郎 | 中国英学史(上) ――岡山・鳥取―― |
西 川 孝 治 郎 | 弟の実伝を通じて見たウイリアム・シー・ホィットニー |
帆 足 図 南 次 | 田口卯吉とその訳業『大英商業史』 |
青 木 英 夫 | 欧米文化の明治風俗に及ぼした影響 ――主として服装について―― |
菊 地 重 郎 | 明治初期の公刊洋書目録考 |
小 玉 晃 一 | 湯浅半月の業績 |
鈴 木 保 昭 | 漱石のホイットマン論一考 ――Calamus詩をめぐって―― |
吉 武 好 孝 | 付:「英米文化の導入と日本の近代化」 |
『英 学 史 研 究』〈第6号〉 1973
本 間 久 雄 | 所謂「世紀末」について |
手 塚 竜 麿 | 仙台におけるプロテスタント系女子学校の成立 |
佐 藤 良 雄 | 大槻文彦と英文法 |
田 中 睦 夫 | サマセット・モームと日本 |
海 江 田 進 | 攘夷思想の変化 ――海江田信義の場合―― |
川 崎 宏 | 本村鷹太郎攷序 |
渡 部 英 雄 | ルイス・ヘンリ・モルガン ――その日本への影響―― |
園 部 昌 良 | 明治翻刻本英語教科書の印刷版式 |
山 森 専 吉 | 「舶砲新扁図 全」に就いて |
浅 田 寛 厚 | 万延元年とアメリカの芝居 ――第1回遣米使節らが見た芝居―― |
水 野 義 一 | 松居松翁とイギリス演劇 |
池 田 正 義 | 竹原常太の本邦英学史上への貢献 |
池 田 哲 郎 | 中国英学史(下) ――島根・広島・山口―― |
〔資 料〕
山口県立図書館蔵英書目録
松江図書館蔵ハーン文献目録
萩高等学校英学資料目録抄
『英 学 史 研 究』〈第7号〉 1974
皆 川 三 郎 | William Adams研究 ――日英における評価と人間Adams―― |
西 川 孝 次 郎 | 造幣寮お雇いブラガと英学 |
手 塚 竜 麿 | 南貞助と妻ライザ |
帆 足 図 南 次 | 私説 河上肇 ――英学史的視点から―― |
池 田 哲 郎 | 関西英学史(一) ――三重・滋賀―― |
井 田 好 治 | 『漱石のオセロ』について |
惣 郷 正 明 | 「英和対訳袖珍辞書」考 |
速 川 和 男 | Lafcadio Hearn ――松江との訣別―― |
渡辺正雄・小川真理子 | W.C.クラークについて |
外 山 敏 雄 | 札幌農学校草創期の人々 ――W.P.Brooks及び荒川重秀を中心にして―― |
水 野 義 一 | 宮森麻太郎のイギリス演劇紹介 |
山 下 英 一 | グリフィスの福井滞在日記から ――明新館での教授内容について―― |
〔資 料〕
BIBLIOGRAPHY OF WILLIAM SAROYAN