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『東日本英学史研究』

『東日本英学史研究』(日本英学史学会東日本支部紀要)第1号 2002

佐々木満子『東日本英学史研究』の発刊によせて

Ⅰ 研究論文

出来 成訓「粟野健次郎研究」の資料について
勝浦 吉雄英文学者 小松武治の場合
宮田 和子勝海舟『海軍歴史』の外来語について
庭野 吉弘ハーンの幻の論文“The Perfume of Women”考
橋本かほるジャパロノジストIvan Morrisについて (2)
宮崎 路子旅行家イザベラ・バードの謎
松野 良寅遺仏使節随行理髪師 乙骨亘と上田敏

Ⅱ 特別講演

長岡 祥三日本贔屑の英国人たち
松野 良寅『明治事物起源』と石井研堂

Ⅲ 研究ノート

茂住 實男外国語教授法「会読」の系譜
河元由美子エゲリア号事件と通詞とのかかわり
高成 玲子南日恒太郎小伝序論――富山ヘルン・フェスティバルを通して――
石井 重光高橋是清と肥前唐津藩の英学
村田  淳カナダ・メソジスト教会誌 The Missionary Outlookの中の金沢英学院

IV 特 集

(1)「地方の英学」

石原 千里北海道の英学 箱館の英学と名村五八郎
高梨 健吉津軽の英学について
出来 成訓仙台の英学 宮城英語学校・東華学校など
北垣 宗治仙台の英学 東華学校と新島襄
小玉 敏子会津の英学 会津とキリスト教

(2)「ジャパノロジストの横顔」

速川 和男ドナルド・キーンの見た啄木

研究発表・特別講演一覧/日本英学史学会東日本支部会員名簿/編集後記

『東日本英学史研究』(日本英学史学会東日本支部紀要)第2号 2003

Ⅰ 研究論文

大庭 定男杉浦藤四郎 英国留学日誌(1911―1912)
宮崎 路子イザベラ・バードとヘボン博士
松野 良寅英学の落とし子――海軍王国の誕生――
橋本かほるバードの日本でのもう一つの旅 (1)――「新潟伝道に関する覚書」を中心に――

Ⅱ 特  集 [地方の英学][地方の英学に貢献した外国人]

松野 良寅庄内の英学――盛岡・会津・米沢と比較して――
小林 功芳H.タッピング夫妻
相原由美子「箱根富士屋ホテル」とバジル・ホール・チェンバレン
北原かな子ジョン・イング再考

III 会員エッセイ

大庭 定男戦争と英語――私の戦争体験
北垣 宗治戦後の修学期回顧
佐々木満子昭和女子大学と英学史
小玉 敏子戦後の津田塾
河元由美子漂流民音吉顕彰碑除幕式に参加して

IV 書 評

高梨 健吉北原かな子著 『洋学受容と地方の近代――津軽東奥義塾を中心に――』
速川 和男鷲津名都江著 『マザーグースと日本人』
会員の声 江利川春雄英学資料のアーカイヴ整備とデータベース化を――英学史学会の「少子化対策」のために――

編集後記/会員名簿・平成14年度役員一覧

『東日本英学史研究』(日本英学史学会東日本支部紀要)第3号 2004

巻 頭 言

篠田左多江英学史研究の魅力

Ⅰ 論文・研究報告

宮崎 路子もう一人のイザベラ――明治40年来日のイザベラ・クリスティ――
速川 和男翻訳者としてのGlemn.W.Shaw
橋本かほるバードの日本でのもう一つの旅(2)――「赤松連城との宗教談義」を中心に――
松野 良寅S.G.エリセーエフの遍歴――帝政ロシア生まれのジャパノロジスト――
長岡 祥三『アーネスト・サトウの生涯』について
川戸 道昭木下尚江とクロムウエル

Ⅱ 特別講演

北垣 宗治新島襄の英学

Ⅲ 特  集 地方の英学

高成 玲子富山の英学――ロンドンのC.L.ブラウネル――
佐渡谷紀代子弘化2年マンハッタン号浦和湊入津(その1)――クーパー船長航海日誌の紹介――― 109 ―
小玉 敏子三浦半島の英学

IV 会員エッセイ

塩崎  智英学史学者「発生」の目論見
江利川春雄英学史研究の対象としての陸軍
遠藤 智夫私と英学――この2、3年――
小林 功芳横浜外国人墓地に眠る幼子たち
相原由美子講話ジョン万次郎について
高梨 健吉異色の語学者佐藤通次

V 書  評

佐々木満子松野良寅『英学史の周辺 雑学の小径』
大場 定男イアン・G・ラックストン著 長岡祥三・関口英男訳『アーネスト・サトウの生涯』
茂住 實男『明治以降外国語教科書データベース』(CD-ROM版)について

編集後記/日本英学史学会東日本支部会則/会員名簿・平成16年度役員

『東日本英学史研究』(日本英学史学会東日本支部紀要)第4号 2005

巻 頭 言

佐渡谷紀代子英学史研究の効用

Ⅰ 論文・研究報告

長岡 祥三スウェイズリング夫人と黒川タマ
北垣 宗治大磯における新島襄の28日間
滑川 明彦東京外国語学校の発足年
宮崎 路子イザベラ・バードとゴードン・カミング
大庭 定男杉浦藤四郎英国留学日記 (2) 1912年夏
松野 良寅儒教文化と西洋文化のはざま
速川 和男日本文学翻訳者としてのGlen Shaw再論
橋本かほるジャパノロジストIvan Morrisについて (4)

Ⅱ 特別講演

小玉 敏子『坂西志保 ― 人と業績』

Ⅲ 会員エッセイ

佐々水満子山宮允と昭和女子大
長岡 祥三ドロシー・ブリトンさんのこと
高梨 健吉異色の語学者 佐藤通次
河元由美子「資料拝見の旅」雑感
相原由美子明治中期日本で言及されたルイス・キャロル――ハーンとチェバレンの手紙・ハーンの東大講義録――
川戸 道昭日本で最初にシンデレラを描いた人物――印旛真楯と『正則文部省英語読本』――
塩崎  智『日露戦争中アメリカで読まれたる日本・補遺』
江利川春雄小学校英語教員養成史の謎を追って

IV 地方の英学

市居 浩一群馬の英学 ・両毛英学校の嚆矢(「上毛新聞」記事より) ・会津の英学 会津大野口富蔵の生涯(「霊山歴史館紀要」第12号より転載)

V 新刊紹介・特別寄稿

佐々木満子新刊紹介 松野良寅『郷土史の裏街道』
特別寄稿 シェイクスピアと明治の英語教育――豊田賞受賞にちなんで

会員名簿/編集後記

『東日本英学史研究』(日本英学史学会東日本支部紀要)第5号 2006

巻 頭 言

松野 良寅戦中十年の懐古

Ⅰ 論文・研究報告

大庭 定男杉浦藤四郎英国留学日記 (3) 1912年秋~13年春
長岡 祥三鹿鳴館最後の舞踏会
河元由美子下田開港当時の欠乏品供給の実態について
速川 和男静岡県――幻燈――指紋
堀  孝彦下田と堀達之助――英学との出会い

Ⅱ 特別講演

演  題開港場下田――パリー来航時を中心に
講  師下田市史編纂室 佐々木忠夫

Ⅲ 会員エッセイ
パート (1)

速川 和男「そろそろ登れ富士の山」
相原由美子日本英学史東日本支部十年
庭野 吉弘Time flies!
北垣 宗治関西支部誕生の頃
白山 映子英学史学会とのご縁――石の上にも1万時間
橋本かほる東日本支部との出会い
小林 功芳東日本支部に思うこと
馬本  勉(中国四国事務局) 研究の跡を伝える
村田  淳(北陸支部長) 支部合同大会の味
石井 重光(関西支部事務局) 東日本支部の思い出
西  忠温(九州支部長) 東日本支部発足10年をまえに

パート (2)

高梨 健吉雑考「少年よ大志を抱け」
松野 良寅ラフカディオ・ハーン遺愛の金の指輪
遠藤 智夫本部事務局雑感――4期目を迎えて
小林 功芳太田陣屋の伝習兵たち
高成 玲子新しく発見されたハーン記者修行時代の記事

Ⅵ 地方の英学

宮崎 路子栃木の英学――明治21年来栃のジー・ホルムスを中心に――

会員名簿/編集後記

『東日本英学史研究』(日本英学史学会東日本支部紀要)第6号 2007

相原由美子 巻頭言 日本英学史学会東日本支部第10回鎌倉大会

Ⅰ 論文・研究報告

長岡 祥三鎌倉に25年住んだルイス・ブッシュについて
大庭 定男杉浦藤四郎英国留学日記(4、最終回)1913年春――15年秋
高成 玲子サトウの『中部・北部日本旅行案内』からチェンバレンの『日本旅行案内』へ

Ⅱ シンポジウム「私と英学史」

石原 千里私と英学史
大庭 定男私と英学史一英語と付き合って70年
速川 和男曖昧な英語私史

Ⅲ 会員エッセイ

宮田 和子博士論文への道
塩崎  智アメリカ新聞データ・べ一ス礼賛
高梨 健吉語学ノート
松野 良寅我が道を行く大村喜吉先生のこと
出来 成訓思い出の大村喜吉先生
篠田左多江イサベラ・バードのSix Months in the Sandwich Islands――人種関係へのまなざし
堀孝  彦鎌倉散歩
遠藤 智夫英学の‘気(け)’よもやま話
釘島 浩子英学史学会との出会い

Ⅳ 書評

松野 良寅守株待兎の閑話雑感 塩崎智『日露戦争 もう一つの戦い』
橋本かほる中島京子『イトウの恋』
茂住 實男神坂次郎『漂民ダン・ケッチの生涯』

Ⅴ 地方の英学

井上 能孝箱館英学に埋没した『凾館文庫』のルーツを探る一開港場
箱館の洋書蒐集に尽力した開成所教授職堀達之助
江利川春雄紀州の英学 玉置彌造の英語教育論と『写真で教へる英語』

コラム:英学こぼれ話

ゼームス坂(河元由美子)
I can speak Dutch(河元由美子)
大内兵衛の解答―英語教師の影響(速川和男)
開運 何でも鑑定団(遠藤智夫)
下田の石(河元由美子)
ジョゼフ・ヒコ墓前祭(河元由美子)
編集後記
会員名簿

『東日本英学史研究』(日本英学史学会東日本支部紀要)第7号 2008

速川 和男 巻頭言 はじめに 東日本の風

Ⅰ 論文・研究報告

篠田左多江イザベラ・バードの描いたハワイ社会の人種関係―マーク・トウェインの見聞と対比して
橋本かほるバードの日本でのもう一つの旅(3)
三好  彰 武信辞典を私的に読む
川戸 道昭 幕末維新期の西洋童話―英語リーダーを仲立ちとする外国児童文学の受容―

Ⅱ 特別講演

秋山 剛康初期金谷ホテルの宿泊者たち (金谷ホテル社長)

Ⅲ 追悼 佐渡谷紀代子会員を偲んで

松野 良寅あの笑顔が消えてしまった
遠藤 智夫追悼 佐渡谷紀代子さん
篠田左多江追悼 佐渡谷紀代子先生
滑川 明彦追想 佐渡谷紀代子先生
庭野 吉弘佐渡谷さん、さようなら
相原由美子佐渡谷紀代子先生を偲んで

Ⅳ 会員エッセイ

大橋 敦夫信州洋学史研究への誘い―英学資料にふれつつ―
ガントレット彩子英学史で広がる私の世界
小玉 敏子ヴァーモントへの旅
小林 功芳横浜の英語学校を回顧する
田中 順張明治・大正時代に国際化した日光とその周辺の観光都市
長岡 祥三ロンドン日本協会の東京在住会員の集まりについて
滑川 明彦幕末英学・仏学の重層的課題
速川 和男日光を見ずして結構と言うな―米治郎・八雲・綺堂―日光の周辺――
堀江 義隆「べ一スボール」の邦訳雑感

Ⅴ 書評

河元由美子片桐 一男『未刊蘭学資料の書誌的研究』Ⅱ ゆまに書房2007
北原かな子(『年報日本思想史』第6号所収の自作論文の紹介)「明治32年弘前女学校卒業論文に見る女学生と女性宣教師の影響」
滑川 明彦御手洗 昭治『サムライ異文化交渉史』ゆまに書房2007

コラム:英学こぼれ話

橋本 かほる、江利川 春雄、河元 由美子

編集後記

『東日本英学史研究』(日本英学史学会東日本支部紀要)第8号 2009

小玉 敏子 巻頭言 東日本支部横浜大会

Ⅰ 論文・研究報告

長谷川公一栄光学園の英語教育とフォス校長
橋本かほる素顔のイザベラ・バード研究(1) イザベラとヘンリエッタについて
吉村侑久代アメリカで味わった初めての西洋料理 ―万延元年遣米使節団随員、加藤素毛の持ち帰った西洋料理のメニューより―
高畑美代子イザベラ・バードの通役兼召使・イトーについて ―マリーズ、イザベラ・バード、ウーグ・クラフトの通訳として―
木村  一ローマ字資料におけるハイフンの意味的役割と文法的役割―‘Matai den fuku-in sho’を資料として―
小玉 敏子ヨコハマ言葉
三好  彰英文和訳問題としての神奈川条約

Ⅱ 追悼 佐々木満子氏と長岡祥三氏を偲んで

速川 和男サヨナラダケガ人生ダ―佐々木満子氏を送る
大庭 定男追悼 長岡祥三さん

Ⅲ 会員エッセイ

中垣垣太郎野口英世と世紀転換期のアメリカ
伊藤 久子研究報告:旅行ガイドブックの著者キーリング
河元由美子塩飽島出身の「咸臨丸」乗組員たち
北垣 宗治山崎為徳のことども

Ⅳ 書評

茂住 實男江越弘人『幕末の外交官 森山栄之助』

Ⅴ コラム「英学こぼれ話」

北垣 宗治東京倶楽部のことども
橋本かほる日本英学史の説明の難しさ
三好  彰名村五八郎のcomplaint

Ⅵ 『東日本英学史研究』バックナンバー(創刊号から第7号まで)
編集後記

『東日本英学史研究』(日本英学史学会東日本支部紀要)第9号 2010

篠田左多江巻頭言 インタネットの功罪

Ⅰ 論文・研究報告

高畑美代子二つの『ボンジュール・ジャポン』の中の通訳
イザベラ及びクラフトの通訳イトーとコトーの通訳タカヤマ
橋本かほるイザベラとヘンリエッタについて(2)
飛田 良文S・R・Brown著“Colloquial Japanese”の成立事情
(1) 三好 彰『英和対訳袖珍辞書』の書誌学的考察
吉田 ゆき新潟開港と英語教育

Ⅱ 追悼

沼倉 研史高成玲子さんを悼む

Ⅲ 会員エッセイ

出来 成訓夭折した逸材 横地良吉覚書
滑川 明彦国際人福田陸太郎先生とフランス
宮田 和子天津シンポジウム雑感

Ⅳ 地方の英学

江利川春雄欧文社通信添削の地方受験生への貢献

Ⅴ 書評

大庭 定男自著を語る『ロンドン日本語学校』(中公新書 1988)
河元由美子『幕末遣米使節小栗忠順従者の記録 名主佐藤籐七の世界一周』(東善寺 2001)

編集後記 河元由美子

『東日本英学史研究』(日本英学史学会東日本支部紀要)第10号 2011

北垣 宗治巻頭言 英学史はオープンな学問

Ⅰ 論文・研究報告

石原 千里吉村昭『海の祭礼』を読む:英学史の視点から
吉村侑久代遣米使節団随行員、加藤素毛の旅人生
齋藤 晴恵小原要逸の生涯―英詩翻訳時代を中心に―
川瀬 健一30年も前に日米戦争を予見した男・齋藤修一郎との出会い
三好  彰電話で話した最初の日本人
橋本かほるIvan Morrisが訳した『枕草子』(その1)

Ⅱ 特別講演

相原由美子チェンバレンを巡る人々

Ⅲ 追悼 高梨健吉先生を偲ぶ

滑川 明彦故高梨健吉先生の他界を悼む

Ⅳ 会員エッセイ

庭野 吉弘ヒュースケンという人物
熊澤恵里子英国サイレンセスター王立農学校を訪ねて
江利川春雄誤答分析の先駆としての旧制高校・高専入試報告書
吉田 ゆき「ひつじぐさ」と「琵琶湖周航の歌」
丹沢 栄一高橋光夫著『山崎為徳の生涯』刊行に寄せて

Ⅴ コラム「英学こぼれ話」

三好 彰チェンバレンの名刺

『東日本英学史研究』執筆要項
編集後記 三好  彰

『東日本英学史研究』(日本英学史学会東日本支部紀要)第11号 2012

飛田良文巻頭言 心に残る言葉

Ⅰ論文・研究報告

三好彰武信由太郎による『武信大和英辞典』の改訂

Ⅱ特別講演

河元由美子幕末佐賀藩の英学事情

Ⅲ会員エッセイ

江利川春雄日本人姓名の英語表記の歴史
川瀬健一斎藤修一郎の英文自伝
川戸道昭ハイデルベルク大学主催の国際会議に出席して
橋本かほる映画“アメイジング・グレイス”を観て
速川和男英学史学会の幕間
三好彰ルースの妹(“So much for”論争余話)

Ⅳ地方の英学

大橋敦夫小諸の英学―小諸義塾資料を中心に―

Ⅴ書評

河元由美子Atsumi Tsukimori McCauley, Mariko King, Unsung Hero, Ranald MacDonald Story

Ⅵ英学「こぼれ話」(河元,橋本,吉村,三好)

『東日本英学史研究』執筆要項
編集後記 

『東日本英学史研究』(日本英学史学会東日本支部紀要)第12号 2013

相原由美子巻頭言 東日本支部設立と歩み

Ⅰ追悼 松野良寅先生

速川和男(参考)松野良寅先生の編著書と論文類

Ⅱ地方の英学(松野良寅先生に捧ぐ)

河元由美子米沢の英学とC. H. Dallas

Ⅲ特別講演

熊澤恵里子沼津と英学

Ⅳ論文

橋本かほるモリスMorrisの完訳した『枕草子』(2)
宮田和子19世紀入華宣教師C. W. マティアの著作をめぐって

Ⅴ研究ノート

小林絢子古英詩「ベオウルフBeowulf」にみる「心」についての表現

Ⅵ資料調査

三好彰ボストン日本人学生会の記録

Ⅶエッセイ

滑川明彦生々流転
北垣宗治新島八重異聞
中垣恒太郎マーク・トウェイン研究のフロンティアと英学史の系譜
川瀬健一沼津兵学校付属小学校の斎藤修一郎

Ⅷ英学「こぼれ話」

河元由美子清水卯三郎
三好彰村田蔵六とアメリカのコイン

『東日本英学史研究』(日本英学史学会東日本支部紀要)第13号 2014

小玉敏子巻頭言 東日本支部仙台大会

Ⅰ特別講演

出村彰グリングの『それから』―二つの宣教論

Ⅱ論文

志子田光雄英学史の周辺:登録有形文化財「デフォレスト館」をめぐって
沼倉研史Harriet Gringの来日前の手紙:日本宣教への決意と不安
高畑美代子イザベラ・バードが出会った日本人クリスチャン―弘前市東奥義塾の3人の学生,押川方義,新島襄・八重夫妻を中心に
吉村侑久代鎖国時代の外国人による日本語俳諧
堀孝彦蕃書調所頭取・古賀謹一郎の構想と思想
石原千里静岡学問所と名村五八郎元度
宮田和子肖像・風景画家チネリーをめぐって
武市一成松本亨再考

Ⅲ書評

橋本かほる菊地眞理『蛍よ,飛べ―消えた宣教師を追って―』
河元由美子今西佑子『ラナルド・マクドナルド』

Ⅳエッセイ

滑川明彦生々流転(続) 
三好彰生誕150周年記念展示会「郷土の偉人武信由太郎」見学記

『東日本英学史研究』執筆要項
編集後記

『東日本英学史研究』(日本英学史学会東日本支部紀要)第14号 2015

河元由美子巻頭言 交流

Ⅰ論文

茂住實男『東西異聞』の「前文」翻刻
河元由美子『英米対話捷径』を読む
三好彰『英和対訳袖珍辞書』草稿の裏面に書かれた西洋史年表

Ⅱ研究ノート

北垣宗治新島襄資料をめぐって
飛田良文英学資料の価値について
三好彰ペリー艦隊に最初にオランダ語で話した堀達之助

Ⅲエッセイ

西忠温薩摩藩英国留学生記念館セレモニーに出席して
堀孝彦「自己本位」と場面依存症―英学者・夏目漱石
石原千里日本英学史学会・福井大会3日目の報告

Ⅳ地方の英学

篠田佐多江次郎長の英語塾
高畑美代子新潟パーム医療伝道病院の閉鎖とアメリカン・ボード

Ⅴこぼれ話

河元由美子伊藤博文の「日の丸演説」
河元由美子Certificate of Honour
三好彰注意が必要な英国のCollege

『東日本英学史研究』募集要項 原稿執筆要項
編集後記:三好彰

『東日本英学史研究』(日本英学史学会東日本支部紀要)第15号 2016

江利川春雄 巻頭言

Ⅰ論文

高畑美代子イザベラ・バード明治12年歳入歳出予算表
河元由美子清水卯三郎撰『ゑんぎり志こよば』
三好彰ポケットサイズの『武信和英新辞典』

Ⅱ特別講演

有賀寛自由学園明日館

Ⅲ研究ノート

堀孝彦堀孝之とその周辺
小玉敏子横浜山手のミッション・スクール

Ⅳエッセイ

河元由美子ジョン万サミット
三好彰武信由太郎の養継嗣・春吉

Ⅴ地方の英学

大橋敦夫飯田・伊那の英学・洋学資料

Ⅵ自著紹介

常盤智子『英学会話書の研究』の刊行にあたって

Ⅶこぼれ話

三好彰『人の上に人を造らず,人の下に人を造らず』考
河元由美子英国軍艦に乗り組んだ男
三好彰ペリーが所望した膳所茶

『東日本英学史研究』募集要項 原稿執筆要項
編集後記:三好彰

『東日本英学史研究』(日本英学史学会東日本支部紀要)第16号 2017年3月1日発行 ISSN 2187-2406

巻頭言 茂住實男「東日本支部創設20周年」

Ⅰ 論文

a. 創設20周年祝辞と回想

塩崎智「東日本支部創設20周年のお祝い
西忠温「東日本支部20周年を祝す」
村田淳「しぶしぶの集い?は楽しかった」

b. 創立20周年記念論集

加藤証士「世界に拓かれた近代日本教育―英学史研究の一視点」
竹中龍範「『外国語教育要覧』をめぐって」
三好彰「米沢藩最初の留学生 畠山潮平上杉新田藩の養嗣子となった上杉亮・勝賢」

Ⅱ 特集「築地居留地と英学」

a. 特別講演

北垣宗治「築地と帝国海軍」

b. 論文

長谷川勝政「英学社 本田増次郎と築地―英語習得とキリスト教帰依をめぐって」
三好彰「築地居留地で始まった電信サービスーその前史を中心として」

Ⅲ 特別談話会報告

篠田左多江「速川先生のお話会『4人のブラック』」

Ⅳ 論文

石原千里「1860年パウアタン号上におけるヘンリー・ウッドの英語教育」
高畑美代子「横浜英仏駐屯軍をめぐって」
稲垣滋子「グラバー商会と高島炭鉱共同経営についてージョゼフ・ヒコ自叙伝の記述から」

Ⅴ 書評

河元由美子「片桐一男著『江戸時代の通訳官』」

Ⅵ こぼればなし

橋本かほる「Robert Luis Stevenson とヨシダトラジロウ」
河元由美子「英字紙消息欄から得られる個人情報」
三好彰「薩摩辞書は海賊版にあらず」

Ⅶ 東日本支部20年の歩み

相原由美子「東日本支部大会の内容(第1回~第20回)
河元由美子「紀要(第1号~第15号)の総目次

『東日本英学史研究』募集要項 原稿執筆要項 編集後記(三好彰)

『東日本英学史研究』(日本英学史学会東日本支部紀要)第17号 2018年3月1日発行 ISSN 2187-2406

巻頭言 河元由美子「明治150年」

Ⅰ 特集 「横浜居留地と英学」

a. 特別講演

小玉敏子「横浜のミッションスクール」

b. 論文

河元由美子「横浜英国駐屯軍と日本人との接触」
三好彰「清水卯三郎著『ゑんぎり志古止ば』に垣間見える海外とのビジネスの戸惑い」

Ⅱ エッセイ

井上能孝「箱館英学の開花と実生」
三好彰「もう一人いた堀達之介」

Ⅲ 特別報告 インターネット検索講座

篠田左多江「2017年度東日本支部ワークショップ報告」
三好彰「インターネットで学ぶ」

インターネット検索講座参加者報告

茂住實男「インターネットで学ぶに参加して」
保坂芳男「三好マジックについて」
相原由美子「ネット検索講座に参加して」

Ⅳ 論文

茂住實男「インターネットで学ぶに参加して」
保坂芳男「三好マジックについて」
相原由美子「ネット検索講座に参加して」

Ⅴ 書評

稲垣滋子「ジョゼフ・ヒコの『開闢のあらまし』~『海外新聞』における『創世記』和訳~」

Ⅵ こぼれ話

堀孝彦「自著を語るー『続「戦後」倫理ノート2004-2017』ほか」
速川和男「吉村侑久代著『イギリス生まれの日本文学研究者―R.H.ブライス (Reginald Blyth)―足跡と業績』」
速川和男「染村綾子著『ラフカディオ・ハーンと六人の日本人』」

Ⅶ 東日本支部:2017年活動報告

編集後記 河元由美子

『東日本英学史研究』(日本英学史学会東日本支部紀要)第18号 2019年3月1日発行 ISSN 2187-2406

巻頭言 北垣宗治「矛盾した発言」

Ⅰ 特集 居留地と英学

石原千里「横浜海岸教会とヘンリー・ウッド」
高畑美代子「宣教師ヘンリー・フォールズの活動の場東京相対借地―東京府南小田原町3,4丁目を中心にー」
三好彰「箱館奉行所の雄・名村五八郎の英語」
三好彰「邦訳語〈権理〉箱館誕生説への素朴な疑問」

Ⅱ 論文

石原千里「横浜海岸教会とヘンリー・ウッド」
高畑美代子「宣教師ヘンリー・フォールズの活動の場東京相対借地―東京府南小田原町3,4丁目を中心にー」
三好彰「箱館奉行所の雄・名村五八郎の英語」
三好彰「邦訳語〈権理〉箱館誕生説への素朴な疑問」

Ⅲ エッセイ

小島和枝「W.G.アストン『英文日本文学史』を読む」

Ⅳ 書評

北垣宗治「自著を語る『複眼の思想:新島襄・英学史とリベラル・アーツ論』」

Ⅴ 資料紹介

北垣宗治「自著を語る『複眼の思想:新島襄・英学史とリベラル・アーツ論』」

Ⅵ こぼれ話

河元由美子「新島襄と箱館ロシア病院」
三好彰「万延元年遣米使節団がアメリカ人に教えた日本の歌」

Ⅶ 2018年度東日本支部活動報告

『東日本英学史研究』募集要項 原稿執筆要項

編集後記(三好彰)

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