北垣 宗治 | 『関西英学史研究」創刊に寄せて |
西岡 淑男 | 機関誌発刊に寄せて |
論 文
佐光 昭二 | 何禮之の大坂私塾について |
吉永 武弘 | 徳川頼倫と南方熊楠の出会い:ロンドンにおける紀州出身者の集いとその日付問題 |
大西 俊男 | ガーター・ミッション横浜到着までとA・B・ミットフォード |
村瀬 寿代 | 明治初期の「一六休み」をめぐる問題――お雇い教師と文部省の対立―― |
吉田 芳輝 | 「南方熊楠のフロックコート」について:「三好から貰ったフロックコート」伝説の考証 |
岩男久仁子 | 「イソップ寓話」に表れる「自由」の概念 |
村瀬 寿代 | フルベッキを巡る人物交流 |
吉村郁久代 | 日本初の外国(外遊)俳句作者―加藤素毛(万延元年遣米使節随行員)の見た亜米利加と周海― |
佐光 昭二 | 大阪における企業内教育の起こり 岩崎英学校・日進学舎の場合 |
吉田 芳輝 | 「縛られた巨人南方熊楠」は何に縛られたのか |
加藤 詔士 | 日本近代化のなかのお雇い教師W.K.バルトン |
石倉 和佳 | 徳富蘇峰の詩人論―「新日本の詩人」の特質と限界 |
北垣 宗治 | 早稲田で教えた初期の同志社出身者 |
西口 忠 | 日本における駒井権之助 新たな事実と多彩な人物交流― |
石倉 和佳 | 「インスピレーション」をめぐって―蘇峰とロマンティシズム |
岩上はる子 | F.V.ディキンズと南方熊楠――ロンドン時代を中心に―― |
大前 義幸 | 永井荷風とフランス―その西洋批判の意識を追って― |
佐光 昭二 | 大阪における英学三校の背景 |
吉田 芳輝 | 南方熊楠の「落斯馬論争(ロスマロンソウ)」より学ぶもの |
大前 義幸 | 江戸末期における、日本使節団一行の西洋視察の一考察――第二回ロンドン万国博覧会を中心に |
加藤 詔士 | 工部大学校お雇い教師ヘンリー・ダイアーへの謝意 |
堀江 義隆 | 「横浜開港」とベースボール――明治29年(1896)、本邦初の国際四試合をめぐって |
[資 料] 関西支部研究発表記録(1979~2009)
石倉 和佳 | 独歩と蘇峰:『国民新聞』における日清戦争報道より |
岩上はる子 | F. V. ディキンズの書簡から見えること――晩年における日本観の変容―― |
齋藤 晴恵 | わが国におけるフェリシア・ヘマンズの受容――明治期を中心に―― |
[研究ノート]
柴田 篤志 | 日本の英語受容における変化について――森山栄之助に見られる英語習得過程からの考察―― |
[資 料] 日本英学史学会関西支部研究発表記録(1979~2009)
[論文]
石井容子 | L. L. Janes大尉の日本における足跡―熊本県政資料,米國遣傳教使事務局文書,第三高等学校関係資料等を通して― |
加藤詔士 | 明治期グラスゴウ大学日本人留学生 |
奈良岡聰智 | 陸奥廣吉―その人物像と英米との関わり |
[研究ノート]
柴田篤志 | 『諳厄利亜語林大成』における動詞の考察―動詞の表記方法に見られる分類と検証― |
[論文]
石井容子 | Sixty-five Western Books Impressed with Vermilion Stamps in the Possession of Prefectural University of Kumamoto Library |
加藤詔士 | お雇い教師ヘンリー・ダイアー研究―わが国における成果と動向― |
村瀬寿代 | フルベッキ書簡(1)1860(安政6)年1月14日~1861(万延2)年3月16日付書簡 |
[書評]
北垣宗治 | 堀孝彦『開国と英和辞書:評伝・堀達之助』(港の人,399pp.,6000円,2011年9月) |
[巻頭言]
加藤詔士 | 創立50周年記念号に寄せて |
[講演録]
北垣宗治 | 重久篤太郎と関西支部 |
[論文]
吉村侑代子 | 川柳を愛した英国人R. H. Blyth―川柳の翻訳活動を中心に― |
岩上はる子 | サトウ書簡から見たディキンズの動向―1877年から1882年まで― |
加藤詔士 | お雇い造船学教師P. A. ヒルハウス―帰国後のH. ダイアーによる推薦― |
[報告]
日本英学史学会関西支部 第50回記念支部大会事務局報告
論文の訂正について:ISHII Masako “Sixty-five Western Books Impressed with Vermilion Stamps in the Possession of Prefectural University of Kumamoto Library” 『関西英学史研究』第7号
[資料]
『関西英学史研究』既刊号目次(論文・研究ノート・書評)
歴代支部長・幹事(事務局長)
支部大会(1964-2014)と研究大会(1990-2014)の記録 他
[研究ノート]
佐古敏子 | 英学黎明期の英文法書における文法用語の訳述起源について―Verbsにかかわる訳語,概念の変遷を視座に― |
[書評]
北垣宗治 | 金坂清則『イザベラ・バードと日本の旅』を読む |
西口忠 | イザベラ・バード著・金坂清則訳注『完訳 日本奥地紀行』を読む―イザベラ・バードが見た日本におけるキリスト教伝道― |